園長徒然記

2016年4月1日(金)

 先月下旬、宮日新聞が「堕ちた保育」の見出しで認可保育園の不祥事を取り上げる特集記事を組みました。いわく、「子どもを産み育て働く世代の信頼を失い、国が少子化対策の柱にすえる子育て制度にも影を落とす」。虐待や誤食などの事故が繰り返されるような保育園は、即刻認可を取り消されるべきです。あたかも多くの認可保育園が同じであるかのような書きっぷりには、取材力も見識も低レベルと言わざるを得ません。人的にも物的にも保育環境はより良いに越したことはありません。しかし最も大事なことは、橘保育園のように、子どもを中心に保護者と園とがしっかり連携することなのです。合掌(『園だより』より)