社会福祉法人光輪会について

ISO9001・ISOの結果公表(外部評価)

ISO9001認証取得について

当法人、ならびに施設は、去る平成15年3月18日~19日の予備審査、5月20日~21日の本審査を経て、6月3日に「ISO9001」を認証取得いたしました。

ISOは、「International Organization for Standardization」の略で、スイスのジュネーブに本部がある「国際標準化機構」という国際機関のことです。現在140ヶ国が加盟し、製造業をはじめ建設業、卸・小売業、流通業、医療、介護・福祉を含むサービス業、地方公共団体等々にいたるまで、様々な業種・業態の国際規格化を促進しています。たとえば、日本製の写真フィルムはJIS(日本工業規格)の基準だけではなくISOの規格にも適合していますので、外国製のカメラでも使用できます。言い換えれば、「国際的に通用する」のです。「ISO9001」は、どんな業種、業態においても活用できる品質マネジメントシステム(基本的な品質を管理する仕組み)の規格を示したものです。

(社福)光輪会が提供しているサービス(保育・介護・配食)は、いずれも制度に基づく公的事業であり、運営に要する経費はすべて公金であります。したがって、私たちは関連法を遵守したうえで園児や保護者、そして利用者やご家族に納得・満足していただくサービスの提供はもちろんのこと、保育園やデイサービスに直接のかかわりのない方々にも納得していただく事業展開が求められていると考えています。では、どうやってそのことを確認するか?これが私たちのここ数年来の課題でした。そこで出会ったのが「ISO」だったのです。ISOの規格が求める条件に適合していれば、それは「国際的に通用する」という客観的な証明を得たことであり、したがって誰にでも納得していただけるはずです。

ISOは認証取得するよりもそれを維持し、さらに継続的に改善することが要求される厳格な規格です。(社福)光輪会・橘保育園はISOの取得を新たなスタートと心得“やすらぎと感動”の提供をめざして、グローバルスタンダードのサービス・組織の向上をスタッフ一同継続していく所存です。

掲載記事のご紹介

保育園で県内初ISO 宮崎市の社会福祉法人 光輪会が取得

社会福祉法人光輪会(宮崎市、弘中誠之理事長)は保育サービス、老人デイサービス、配食サービスの提供について、品質マネジメントシステム国際規格(ISO)9001を取得した。保育園の取得は県内で初めて。

審査登録機関はペリージョンソンレジストラー(株)(本社東京都)。

園児や保護者、利用者に対するサービス向上を目的に、昨年三月から取り組み、今年六月三日付で認証を受けた。

運営するのは、橘保育園、橘デイサービスセンター、配食サービスたちばな。

同保育園(弘中信厚園長、園児百二十四人)は一九五三(昭和二十八)年設立。八二(同五十七)年、九州初の延長保育を実施したほか、日祝日の保育、夏休み中の学童保育、お年寄りとの交流などを積極的に進めてきた。

弘中園長は「一番の顧客は子供。私たちのサービスが社会のニーズに応えているか、客観的な物差しが必要だった」とISOを取得した理由を説明する。「ISO取得で職員の一体感が増した。さらにサービスを充実させたい」と話している。

弘中園長(左)の話を聞く園児=宮崎市橘通東1丁目、橘保育園

ISOの審査結果公表

令和4年度