園長徒然記

2020年5月1日(金)

 新型コロナウイルスは私たちの“日常”を一変させました。「3密(密閉・密集・密接)を避ける」や「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」が求められています。WHOは「ソーシャル」を「フィジカル(物理的・身体的)」に改めようとしているようですが、本質は変わりません。思いつくだけでも、「身近に感じる」「距離を縮める」「寄り添う」「手を差し伸べる」「駆けつける」などの日本語は、「親しみを感じる」「お互いを理解し合う」「思いやる」「困った人を助ける」などの意味合いで実感をともなって広く使われてきました。保育や介護の現場では最も大切にすべき“理念”や“姿勢”でもあると私は考えています。残念ながら、園の行事が次々に“取り止め”や“延期”せざるを得ない状況となっています。橘保育園では「行事のための行事ではなく、日常保育を活性化するための行事」という意義づけをして、ワクワク!ドキドキ!の保育をめざして一つ一つの行事に取り組んできました。それらを取り止めざるを得ない現実に、大きな戸惑いを覚えています。子ども達には「申し訳ない」という気持ちで一杯です。厳密な意味での「3密」には程遠いですが、ぎりぎりの緊張感のなかで日々の保育に当たっています。合掌(『園だより』より)