園長徒然記

2022年9月1日(木)

 宮崎市の消費者物価指数というものを初めて目にしました。令和2年を100とした総合指数で今年6月は101.4になり、昨年同月比2.2%の上昇だったそうです。特にこの4月から急上昇しています。これは全国平均と大差ないようです。この物価高の要因として、一つには、新型コロナの影響もあって世界的に物流コストが上がったと言われています。二つには、ロシアのウクライナ侵攻によって石油やガス、また小麦粉などの農産品が大幅に値上がりしてきたこと。さらに三つには、円安が値上がりに拍車をかけているそうです。私たちの暮らしが世界情勢と密接につながっていることを、あらためて痛切に考えさせられます。園の先月の電気料金が前月の178%だったのはショックでした。換気しながらの冷房なのでやむを得ない面もあるのですが、何か良策はないものか思案しています。つい先日、病院の管理栄養士さんとお話ししていたら、「この頃は牛肉をめったにつかえないので、つい鶏や豚が多くなっています。」と話されました。橘保育園では“食”は保育の柱の一つと考えていますので、私はそこに手をつけたくないのですが…。合掌(『園だより』より)