園長徒然記

2023年10月1日(日)

 この夏は記録ずくめの暑さで、とても衣替えに気が向かないような異常な状況ですね。さて、5月8日に新型コロナが2類相当から5類に移行されたことにともなって政府及び宮崎市の対応が抜本的に変更されましたが、感染者が急に減るでもない状況がずっと続いているなか、園としては結構難しい対応を強いられてきています。ここ最近、複数の感染症(園児も職員も)に同時に対応しなければなりませんでしたので、本当に胃が痛くなる思いでした。「園でうつされた」などと聞こえてくると、「園がうつしているわけではないのに」と言いたくもなります。思い切った対応をしたくても、人もお金も十分ではないので、唇を嚙むしかない歯がゆさを日々味わっています。こんな愚痴をあえて申し上げるのも、認可保育事業にもっともっと予算が投入されるべきだと考えるからです。“子どもの最善の利益”が理念としてだけではなく実現されるために、保護者の皆様と一緒になって、“児童福祉としての保育制度の拡充”を求めていきたいと思っています。合掌(『園だより』より)