園長徒然記

2019年7月1日(月)

 先日、福岡へ行った帰りの便が機材故障のため運行できず、もう一泊するというアクシデントに遭遇しました。顛末はこうです。この便は最終で、早めに福岡空港で待機していました。出発遅れのアナウンスがはじめ10分だったのが次第に長くなります。それでも、搭乗機までのバスが動き出したら安心感が湧いてきました。ところが、なかなかバスから降りる案内がないのです。搭乗機を目の前にして“欠航”が告げられ、バスは空港ビルへ引き返し。これからがまた大変でした。翌朝の便への振り替えが出来るか?高速バスで帰る方がいいか?宮崎に帰る算段に早く目処をつけたい一心でANAカウンターに走り着くと、ほかの乗客もずらっと並ぶなか、対応した職員は交通費・宿泊費の請求用紙を配りながら「ネットで手続きできますよ」とまるで他人事のような口ぶり。つい私の口調が厳しくなりかけたとき、別の職員が出てきて「ご迷惑をおかけします。ここはこうして…」と丁寧な応対。翌朝、搭乗機は無事ブーゲンビリア空港へ到着しました。合掌(『園だより』より)