園長徒然記

2020年1月1日(水)

謹賀新年 新年をご家族の皆様お揃いでお迎えのことと慶賀に存じます。 今年の干支は「子(ね)or(し)」。一般には「鼠(ね)」で通っていますね。「ねずみ」というと、私などはすぐに「ドブネズミ」を想起してしまいます。私が小さい頃は、おそらくどの家庭でも“ネズミ捕り”は常備品だったと思います。園児たちにとってはどんな印象でしょうか?“ミッキーマウス”や「トムとジェリー」の“ジェリー”、“ピカチュウ”などは子どもたちには大人気ですので、“かわいい”や“すばしっこい”とか“かしこい”などの声が上がりそうです。実は、お釈迦様の前生譚(前世の物語)のなかに「ねずみ(菩薩)」であったとも説かれています。医学の研究のためのマウスとして、まさに命を投げ出して貢献してくれている“はつかねずみ”などは、正真正銘の菩薩(ぼさつ、仏の悟りを求めて利他行を実践している修行者)様であると言ってよいでしょう。合掌(『園だより』より)